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Discovery Report     ―自転車のある生活― 



Bike Summer 2007 -osaka-  <1日目>  #1

2007年の夏、いつも一緒に走っている自転車の仲間たちとイベントを立ち上げた。
その名も「Bike Summer 2007 -osaka-」 バカみたいに暑かったその2日間の記録です。

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8月25日(土) 午前10時、僕たちの少し遅めの夏がはじまった。

 大阪市役所前に集った20台ほどの自転車が「海」を目指して一斉にスタート。
知り合い同士で来た人もいれば、もちろん一人で参加している人もいる。レース仕様 のロードレーサーで来ている人もいれば、小さい折りたたみ自転車で来ている人もいる。いろんな人がいて、いろんな自転車があるわけだけれど、みんなの思いはただ ひとつ、「海を目指す」ということ!


 走り始めた頃は少し雲が多くてそれほど暑くはなかったのだけれど、走っているうち に気温はグングン上昇!土佐堀通り、北港通りを走って淀川沿いのスーパー堤防 に着く頃には、みんな背中にビッショリと汗をかいて夏を満喫していたのでした。


スーパー堤防まで行くまでは一般の道路で、車がビュンビュン走っている道なので みんなタテ一列で走っていたのだけれど、このスーパー堤防は車が全く走っておら ず、まさに自転車天国!みんなで横に並んだり抜きつ抜かれつのバトルを繰り広げたり、 みんなでワイワイと自転車を楽しんだ。それぞれ初対面同士の人たちがほとんどだったのだけれど、僕たちの間にあるのは「自転車」という共通言語。すぐに打ち解けて 大盛り上がり!




 さてさて、海に近づくにつれて海の方向から吹いてくる風を感じるようになってき た。「このまま海に着かずにみんなと一緒にいつまでも走り続けることができたら・・ ・」そんなことを想像したのは私だけだったのか、どうなのか。とにかく私たちは海から吹く風に心をなびかせながら走っていくのである。

 さて、そんな僕たちの心を知ってか知らずか、目的地である舞洲にようやく到着しようとする我々をまず最初に迎えてくれるのが奇抜なデザインの建物だ。流れるような曲線のシルエットに絵の具をぶちまけたような賑やかな配色。ツンと伸びた塔のてっぺんには夏の太陽の光に燦然と輝く黄金の球体。これ、実は大阪市のゴミ処理施設なんです。知っていました?どうしてこんなデザインなのか?あの突き出ている塔は何?その答えは後ほど。ともあれバイクサマー御一行はそんなド派手な建物を横目に通り過ぎ、舞洲という素敵な海のスポットに到着。















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